- 各種システムのオプション機能を利用しているが、作業短縮や手作業・目視が多い。
- 将来的な経理体制を鑑みて作業の属人化を排除し、今のうちに業務を標準化したい。
消込特化型システムが必要な理由
経理周辺システムには、請求・入金情報を一元化できるシステムがない
近年の経理関連のシステムには、「販売管理システム」「請求管理システム」「会計管理システム」、また、経営や財務の業務をカバーする「基幹システム」「ERP」など、また、予実管理を中心にした「経営管理システム」など、受注後の売上・会計管理をできるシステムは複数あります。
バックオフィス業務が受注後から予実管理までどんなシステムで管理されているかフロー図で確認してみましょう。
バックオフィス業務のシステムフロー
上記の図を見ると入金消込、入金確認・入金消込・滞留債権確認に特化システムはオプション的な位置づけとして提供されているサービスがほとんどです。
「入金消込は取り合えずExcelとかでも何とかなるんじゃない?」とか「オプションでも対応できるのではないか?」と思う方もいらっしゃると思います。
Excelや販売管理・会計システムのオプション機能、請求管理の付帯サービスを利用しても消込課題が改善できていない
実際に作業を行っている現場の担当者や関係者は困っているのか、弊社では、2025年5月入金消込業務にかかわる経営者・役員・公務員・会社員に対し、「入金消込業務の実態」調査を行いました。
入金消込業務の実態調査
その結果、入金消込に課題があると答えた方は、約90%と非常に高い数値となりました。消込業務は、Excelや経理周辺システムのオプション機能やアドオンモジュール、金融機関が提供するサービスなどで、行われていますが、まだまだ課題を解消するに至っていないのが現状です。
Exelなどを利用した手作業
販売管理システムのオプション機能を利用
請求管理システムのオプション機能を利用
会計システムのオプション機能を利用
現場の消込担当者はオプションサービスを利用していても消込作業や消込後の滞留債権管理では、複数の問題を抱えています。
オプション機能がある販売管理・請求管理・会計管理システムなどの設計思想では、請求・入金情報を一元化することが難しい。
販売管理システムは、営業活動に付随する顧客情報、受注・売上情報を管理するため、「単価×数量」をベースとして設計されています。また、請求管理システムも同様で請求書を発行することが目的のため、「単価×数量」をベースに設計されています。
基幹システムは1960年代に開発され、会計管理や販売管理、給与計算、在庫管理を個別で管理するために開発されています。しかし、入金消込に特化したモジュールを持つ開発ベンダーは少なく、機能も限定的です。
ERPは、1990年代に基幹システムを内包する形で、海外を中心に発展し、業務全体を効率化・一元化するための統一業務システムとして存在しています。ただし、海外の商流がベースとして作られているため、「キャッシュオンデリバリー(入金後に納品)」を想定した設計になっています。「掛売文化」が根強い日本の商習慣にはフィットしづらいと言われています。そのため、入金消込機能も基幹システムと同様限定的です。
会計システムは、財務諸表を作成するために設計されているので仕訳ベースで作られています。損益計算書(P/L)やキャッシュフローを確認するのは当然、得意です。しかし、あくまで企業の収支を確認するために作られているため、顧客毎に売上や未入金等を確認する目的で設計されていません。
スライドできます
| 製品・サービスカテゴリー | 管理の単位 | 掛け取引対応 | 使いやすさ |
|---|---|---|---|
| 販売管理システム(国内ベンダー) | 単価×数量 | 〇 | 照合は目視・手入力が多い |
| 請求管理システム(国内ベンダー) | 単価×数量 | 〇 | 照合は目視・手入力が多い |
| 基幹システム(国内ベンダー) | モジュール毎で異なる | 〇 | 照合は目視・手入力が多い |
| ERP(海外ベンダー) | モジュール毎に異なる | △ | 照合は目視・手入力が多い |
| ERP(国内ベンダー) | モジュール毎に異なる | 〇 | 照合は目視・手入力が多い |
| 会計システム(国内ベンダー) | 仕訳 | 〇 | 照合は目視・手入力が多い |
| Victory-ONEシリーズ (特化型システム) | 請求×入金 | ◎ | 独自のロジックで自動化 |
また、機能はあるものの、R&ACが実際にお客様より伺う声としては、どのカテゴリーのシステムでも結局、1件1件、手入力や目視確認が発生することが多いというのが現状です。
入金消込機能はオプションの位置づけで専門特化したベンダーがそもそも少ない
入金消込のサービスは金融機関(主に銀行)が提供しているサービスや会計システムベンダーが提供する会計システムのオプション機能、または請求管理や販売管理システムのベンダーも同様、オプション機能として提供している会社は多く存在します。
しかし、専門特化したサービスは少なく、またノウハウを持つ企業も少ないのが現状です。それは、入金消込作業の複雑さに起因していると思われます。
請求と入金の突き合わせと聞くと一見、単純に思えますが、100%の合致を目指さなければならない経理担当者にとって、月末月初の数日で全てを明確にし、正確に処理しなければならない重たい業務です。
毎月、経理担当は以下のことで締日に追われながら、消込作業を行っています。
経理担当者が直面している消込作業の課題
出展元:R&AC「V-ONEクラウド機能紹介セミナーアンケート」 2024年6月~2026年1月 N=306
このように、請求と入金の照合と言っても消費税や手数料、分割入金、合算入金、振込名義違いなどの様々な要因により、簡単に突き合わせ作業が終わるわけではありません。
これらの照合ロジックをシステム化するには取引先や業界業種の商慣習や入金のクセも加味した複雑な設計や消込業務に対するノウハウが必要となります。
R&ACのVictory-ONEシリーズはこの複雑で入り組んだ作業を創業から20年以上お客様の声を地道に集めシステム化した製品になっているため、現場担当者が実際に困っている箇所に対応できる設計になっています。
こんなお悩みはありませんか?
Victory-ONEシリーズは、既存の販売管理や請求管理システム、会計システム等のリプレイスの必要はございません。今のシステム環境に追加するだけで消込作業が大幅に効率化する可能性がございます。
「将来的な経理体制を鑑みて作業の属人化を排除し、今のうちに業務を標準化したい」などの場合は、まずはどのような製品があるか、ぜひラインナップをご確認ください。
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