会社名 | 株式会社アマナ |
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住所 | 東京都品川区東品川2-2-43 |
設立 | 1979年4月28日 |
資本金 | 10億9,714万円 |
従業員数 | 972名(連結) (2018年1月1日現在) |
事業概要 | ビジュアル・コミュニケーション事業 |
企業URL | http://amana.jp/ |
複数グループ会社の複雑な入金種別を一元管理
株式会社アマナ 様
導入製品:Victory-ONE
業種:サービス業
課題:消込システムの新規導入 | シェアード化 | 債権管理体制の強化
企業の様々な「ビジュアル」「コンテンツ」の制作・管理・活用のニーズに応える、「コンテンツパートナー」を掲げる同社。 各産業に特化した約400名ものプロデューサーを擁するプロデュース体制により、専門性の高いビジュアルコミュニケーションの提案を行い、企業やブランドの付加価値を最大に導くお手伝いをしています。広告のブランディングからコンテンツ制作までをトータルプロデュースする他、国内最大級のストックコンテンツ販売サイト「アナマイメージズドットコム」をはじめ、多くの事業を展開しています。
債権管理業務のシステム化検討の背景
同社ではシステム導入前、ほぼ手作業での消込が常習化しており、社内で課題として認識されておりました。 特に、同一請求先に対して複数のグループ会社からの請求が多数あり、合わせて消し込むことができず大きな業務工数が発生しておりました。 本分野に関してはシステム化が難しい分野だと考えており、半ば諦めていたところでVictory-ONEの存在を知り、本格的に合理化を進めていくことになりました。
導入システムの構成
主要グループ会社の債権と多種多様な回収金種を一元管理
担当者様へのインタビュー
プロジェクトの中心で活動して頂いた、情報システム部の石井様と管理部門の菅生様、鶴崎様の3名に加え、本プロジェクトにおいて開発を担当させて頂いた弊社の加藤を交え、導入当時の状況や運用後の効果、今後の展開などについてインタビューさせて頂きました。
複数得意先コードの請求に対する合算入金対応が導入の決め手でした。
Q.Victory-ONEを導入する以前の消込の流れを簡単に教えて下さい。
A.月3回(15日、月末、月初〆後)、下記サイクルすべて「手動」で実施していたためリアルタイム性に欠け、各部署の作業負荷も大きく発生しておりました。
Q.Victory-ONEを選んだ決め手はどのようなものでしたでしょうか?
A.まず、自動照合や一括消込機能により大きな費用対効果が期待できたことです。今までがすべて手動でしたので、やはりこの部分での工数削減効果への期待が大きくありました。 また、請求データの名寄せ処理が事前に不要となり、かつ自動化できることも決め手の一つでした。(上記Step1参照) 既存得意先の移行および名寄せのマスタは、得意先および債権代表者のインポート機能を使って低コストで行えました。新規得意先についても消込のタイミングで債権代表者との紐付けができるため、タイムリーな名寄せが行えます。 この機能で合算入金にも対応できるので、消込そのものの合理化にも繋がると踏みました。
安定稼働後、工数削減効果だけでなく、業務の質も向上しています。
Q.導入する際の弊社スタッフの対応はいかがでしたでしょうか。
A.要件定義フェーズは、営業・SE・サポート含め足繁くお越しいただき、熱心にサポートいただくことで安心してプロジェクトを進めることができました。 設計〜実装フェーズおよび導入開始以降はいくつか問題も発生しましたが、熱意ある若手メンバーの方々に粘り強くサポートしていただいたため、素早く問題解決ができました。
Q.システムを導入し、実際に効果の出ている最大の点はどこでしょうか。
A.導入前の課題は解決し、消込作業に掛かる時間は大幅に軽減できています。 また、カスタマイズではありましたが、ファクタリングなどの特殊な金種や他のグループ子会社口座への誤入金などを想定した処理も実装したことにより、仕訳ファイルを手修正することや、会計システム側で調整仕訳を投入することが大幅に減ったため、効率化だけでなくミス抑止による業務の質の向上にも繋がっています。
Q.今後R&ACに期待すること、望むことはございますでしょうか?
A.まずは主要3社に導入しましたが、大きな効果が出ているため他のグループ会社(20社弱)にも横展開していく計画です。引き続き相談に乗ってもらえると助かります。力強いサポートを期待しています。
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