株式会社ヒューマンテクノロジーズは、創業以来クラウドコンピューティングを ベースとした業務システムと生体認証技術を融合した、製品サービスを提供して 参りました。 お陰様でクラウドの優位性やセキュリティの重要性が認知された現在では、市場 シェアNo.1であるクラウド型勤怠管理システム「KING OF TIME」をはじめ、 各業界で多くのお客様にご活用いただいております。
導入の背景
急速に事業が成長していく中で、契約件数も増加、バックオフィス業務の改善が急務となっていた同社。 当時、入金消込を手作業で行っていたため、適切なタイミングで督促が行えていない、 経理処理が間に合わないなど火急の課題となっておりました。 そこで同社は、入金/債権周りの業務改善のためV-ONEクラウドの検討を開始しました。
V-ONEクラウド導入前の業務フロー
導入システムの構成
担当者様へのインタビュー
実際にシステム導入に携わった、 チャネル開発部 家崎部長様、近野様にお話を伺いました。
正確で適時性のある督促や債権管理を目指し、V-ONEクラウドを導入
Q.V-ONEクラウドの導入前は、どのように消込作業をされていましたか?
A.銀行からダウンロードした入金明細を目視で確認し、販売管理に手入力していました。 事業の成長とともに入金の件数も増え、手作業での消込処理に限界を感じておりました。
Q.入金の件数など作業ボリュームを教えていただけますか?
A.入金は毎月3,000〜4,000件あり、それを1名が専属で月末は丸2日かけて作業しておりました。
Q.作業工数以外にも効率化を検討するきっかけになったことはありますか?
A.当時は手作業でしたのでミスもあり、未入金の迅速な把握が難しいことがありました。 入金が遅延している顧客に対して、適切に督促を掛けられないストレスは感じていました。
Q.V-ONEクラウド以外にどのような効率化手段を検討をされましたか?
A. 実は、V-ONEクラウドの前に別サービスを導入した経緯があります。 そのサービスにも消込機能がついてはいたのですが、機能面やサポート面で満足が出来ませんでした。 そこから再度V-ONEクラウドを検討させて頂き、導入した流れになります。 導入決定にあたって、実際に当社のデータを用いて導入前シミュレーションを行えたので、 成功するイメージがもてたのは決め手となりましたね。 また、再検討の際にクラウド版がリリースされていたことも大きいです。
作業工数を半減!システム化で担当者の精神的プレッシャーの軽減に成功
Q.稼働後、どのようなメリットを感じていらっしゃいますか?
A.適時性のある滞留債権の督促が出来るようになりました。 また、未入金件数も何十件から数件にまで減りました。
Q.機能面はいかがですか?
A.カナや手数料を正確に学習してくれるところは大変助かっています。 専門特化していることもあり、かゆいところに手が届いています。
Q.実際に作業工数も減りましたでしょうか?
A.はい、今は一日以内で作業が終わりますので導入前と比べて半分以下にはなっています。 また工数もそうですが、これまでは手作業でしたので、間違えられないプレッシャーはとても大きいものでした。 導入後はシステムが機械的に作業しますので、担当者の精神的負担が軽減されています。
Q.ありがとうございます。それでは最後に、今後に期待することを教えて頂けますか?
A.導入時はタイトなスケジュールの中での導入でしたが、サポートが手厚く大変助かりました。 今後もより一層のサポートを期待しています。 また機能面で言えば、請求や督促など消込の前後工程の機能追加を期待したいです。
本日はお忙しいところインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!