会社名 | 日清オイリオグループ 株式会社 |
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住所 | 東京都中央区新川1-23-1 |
設立 | 2001年5月1日 |
資本金 | 163億3,200万円 |
従業員数 | 2,769名(連結)(2018年3月31日現在) |
事業概要 | 油脂・油糧事業、加工油脂事業、ファインケミカル事業、ヘルシーフーズ事業等 |
企業URL | http://www.nisshin-oillio.com/ |
膨大なデータ量の請求明細に対する個別消込に成功
日清オイリオグループ 株式会社 様
導入製品:Victory-ONE
業種:製造業・メーカー
課題:システムリプレイス | 債権管理体制の強化
日清オイリオグループ様は、コーポレートステートメントを”植物のチカラ”とし、創業以来、食用油のリーディングカンパニーとして、植物がもつ3つのチカラ「おいしくするチカラ」「健康にするチカラ」「美しくするチカラ」を最高の技術によって引き出し、世の中にお届けしています。
導入の背景
【導入ソリュ―ションパートナー】
同社においては、各営業部門が入金消込業務を行っていましたが、同業務を財務部門に集約するため、自動消込ツールの導入を検討。月10万件超のデータ処理をスムーズに行うことができ、業務の軽減・効率化が図れるパッケージを探した結果、ご要望に即したものとして入金消込システムに特化したパッケージVictory-ONEをご採用いただきました。
導入における課題と改善効果
課題
- 入金消込業務を各営業部門ごとに行っており、業務負荷がかかっていた。
- 1顧客で数万件の請求明細に対する入金消込への対応。
改善効果
- 各営業部門で計20名、計5日かかっていた月末の消込業務を、財務部門3人で3日まで削減成功!
- 入金予定機能や充実した請求検索、請求絞込機能により大量明細に対応!
システム導入イメージ
ご担当者様インタビュー
実際にシステムを活用されている、 日清オイリオグループ株式会社 財務部 財務グループ 池口様にお話を伺いました。
各営業部門20名で行っていた消込を、財務部門3名に集約
Q.Victory-ONEを導入する以前の全社的な消込の流れを簡単に教えてください。
A.基幹システムを使用し、財務部門が入金データを作成・管理し、各営業部門で消込処理を行っていました。 得意先からの1つの入金に対して、複数の部門が消込を行うため、部門ごとに入金データを分割したり、入金の内訳表をエクセルで作成したりと、手作業が多く、入力ミスもよく発生していました。 営業部門にとって、大量の消込作業は業務負担となっていましたし、財務部門も、消込の催促や問合せ対応に毎月多くの時間を割いていました。
Q.Victory-ONE導入後、消込はどう変わりましたか?
A.入金データの取込から消込までを、財務部門が一括して行っています。 債権代表者機能や学習機能によって、自動で入金データと請求データの照合ができるため、入金のうち3割程は自動で消込ができています。残りの、差異や期日のズレなどがある入金も、請求絞り込み機能や入金・請求データの検索機能が優れているため、手動での消込もすぐに終わります。 結果、これまで各営業部門の20人程で行っていた消込を、財務部門の3人で処理できるようになりました。営業部門には、入金差異の内容確認などの業務は残りますが、消込処理自体がなくなったことで、業務負担が減ったと好評を得ています。
月に10万件超の請求明細を、豊富な機能によりスムーズに消込
Q.Victory-ONEを選んだ決め手はなんだったでしょうか?
A.当社は、数万件単位の請求明細ごとの消込を、スムーズに行うことができる消込ツールを探していました。 また、金融機関手数料等の負担部門入力や、過入金の消込、入金口座ごとに担当者を分けるなど、細かい要望も多く、既存のアプリケーションサービス等では、なかなかマッチするものがありませんでした。 Victory-ONEは、カスタマイズが可能で、標準仕様の画面もシンプルでわかりやすく、大量の得意先マスタ・請求データ・入金データを管理しやすそうだったので、これなら使ってみたいと思いました。
Q.導入を決めるまでに何か躊躇することはございましたか?
A.月に10万件超の請求データを、本当にスムーズに消し込むことができるのか、また、色々な消込パターンに対応できるのか不安はありました。
Q.それをどのようにして解消されましたか?
A.導入前に、テスト機に当社のサンプルデータを取込み、操作させていただきました。 その時に、パフォーマンスの良さや、マスタの整備と学習機能によって照合率が高まっていく実感が得られたので、導入を決めました。
Q.導入する際の弊社スタッフの対応は如何でしたでしょうか?
A.こちらの質問や要望に対して、とても丁寧に対応してくださいました。 標準の仕様から変更した点が多く、全て盛り込めるのか不安でしたが、最終的には希望通りの仕上がりになりました。 導入後のサポート体制もしっかりしていて、質問や不具合への対応も素早いので助かっています。
Q.今後R&ACに期待すること、望むことはございますでしょうか?
A.今後、当社の基幹システムの変更が予定されています。Victory-ONEは引き続き消込ツールとして使用することになっているため、追加のカスタマイズや連携先の変更作業などで、またご相談に乗っていただきたいと思います。
(インタビュアー:ITソリューション事業部 コンサルティング営業 森野)
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