会社名 | 株式会社 ハウステック |
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住所 | 東京都板橋区3-9-7 |
設立 | 1973年8月15日 |
資本金 | 3億5千万円 |
従業員数 | 1,576名 (2017年2月現在) |
事業概要 | ・住宅機器及びこれらの付属機器の製造、販売 ・浄化槽等の環境設備の製造、販売 ・洗浄剤、水質改良材等の環境改善に関する浄化処理剤及び浄化処理装置の製造、販売 ・各種工事等の設計、施工及び請負 |
企業URL | http://www.housetec.co.jp/ |
各現場での消込業務を本社集約し業務効率の改善に成功
株式会社 ハウステック 様
導入製品:Victory-ONE
業種:製造業・メーカー
課題:システムリプレイス | 本社への業務集約
キッチンやシステムバスなどの家庭用水まわり製品を製造する同社。 さらに高品質なガス給湯器やエコキュート、長い歴史を持つ浄化槽なども提供する総合住宅設備メーカーです。 本社東京都の板橋区を拠点に全国の営業所・サービスセンターのネットワークを活用し、リフォームや各種メンテナンスなど、一貫した住まい作りのサービスを展開しています。 ショールームでは、キッチンやシステムバスなど実際の商品の仕様や使い勝手を確認できるなど、ハウステック商品に関する様々なサービスを提供しています。 2009年4月より、「株式会社日立ハウステック」から「株式会社ハウステック」へと社名を変更。企業理念「私たちの約束『かしこく住まう』をつくる」を制定し、新たな一歩を踏み出し、ハウステックグループとして今に至ります。
導入の背景
当社では、全社的BPRを行うにあたり基幹業務システムの全面的なリプレースを行っておりました。 また、入金消込業務においては、当時、自社開発のシステムにて入金データの自動連携を行っており、全国の営業支店で消込業務を行っておりました。本業務の改善を行うべく、現行機能を落とさず短納期で導入が可能である「Victory-ONE/G3」による入金業務の本社集約化をご提案させて頂き、導入の運びとなりました。
導入の課題と改善効果
課題
- 利用しているEDIによる入金自動連携が導入後も実現可能である事
- 集約した入金情報を決められた期間内に処理が可能である事
- リプレースを行った販売管理システムとのシームレスな連携が可能である事
改善効果
- 請求情報、入金情報の自動連携を実現した事で、手動でインターフェースのファイルを連携する事なく、シームレスな連携を実現
- 集約された入金確認業務を本社集中処理にて対応が可能な体制の構築を実現
- 集約化を図り入金口座数の削減を図った事で、資金効率向上に寄与
システム導入イメージ
ご担当者様インタビュー
財務経理部 実務担当 広瀬様にお聞きしました。
16名で行っていた消込作業が3人体制に
Q.導入前、入金消込業務はどの様に行っていましたか。
A.今までは日々の入金情報をホスト系のシステムに連携し、営業所の事務担当者が各支店で売掛金の入金処理を行っていました。
Q.パッケージシステムであるVictory-ONEを選定した一番の理由はなんですか。
A.入金自動連携が出来る事、また同業種の会社で本社集約の実績があった事などです。他のシステムは特に検討しませんでした。
Q.導入時にもっとも苦労した点はなんですか。
A.新基幹システムとの連携部分の仕様詰めに苦労しました。また、稼働するまでのマスタ整備などは苦労しました。
Q.どれほど効果がでていますか。
A.導入半年後で、アンマッチ分の確認業務などの業務フローも確立しはじめている。その分余力が出来たため、不明入金の調査にあてる時間が捻出できるようになってきた。 定量的効果としては、今まで7支社+本社で各々16名程で行っていた消込作業が本社に集約された事で、3人体制となり、1日3時間程平均この作業に費やしていたと仮定すると月200万程コスト削減が出来ました。
Q.今後何を期待しますか。
A.入金消込のマッチング率を向上させる事は入金予定の精度を高めるきっかけになるので、導入をきっかけにフロント部分の業務改善が図れればと思います。
Q.今後弊社に期待する事はありますか。
A.バージョンアップを行って頂き、利用の使い勝手を上げて頂ければと思います。
(インタビュアー:ITソリューション事業部 コンサルティング営業 萩原 )
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