販売パートナー製品ご紹介｜IT関連業などの受託開発やプロジェクト型のビジネスモデルにフィット！業務効率化と内部統制強化を実現するクラウドERP「MA-EYES」のご紹介
今回は、弊社の販売パートナーである株式会社ビーブレイクシステムズが提供しているクラウドERP「MA-EYES」をご紹介します。
クラウドERP「MA-EYES」とは
プロジェクト毎のアサイン予定や外注予定などの原価予定と対する実績を正確に管理することができるプロジェクト管理機能を中心としたクラウド型ERPシステムです。
自由度の高さが特長であり、画面項目の追加や帳票フォーマットの追加・修正ができるほか、パッケージシステムでありながら業務に合わせたカスタマイズも柔軟に行うことが可能です。
申請・承認機能を始め、権限設定機能やログ管理機能、各種履歴管理機能なども搭載されており、内部統制にも対応したシステムです。
主な対応業種
システム開発、人材派遣、コンサルティング業（主な原価が人件費となる企業向け）など
受託開発やプロジェクト型ビジネスモデルの管理業務課題
- 社内プロジェクトの情報が複数のシステムやExcelなどでばらばらに管理されているため、正確なプロジェクトの収支把握に時間と手間がかかる
- 経営レポートを作成時に、各部門からデータを集めて集計･加工して作成しているため、時間と手間がかかる
- 月次締めのタイミングで各部門からあがってくる情報をもとに経理部門が請求書の発行や仕訳入力を行うため、経理担当者の作業負荷が大きく、入力漏れなどのミスが発生しやすい
- システムの内部統制に不安がある
- 部門や業務ごとに異なるシステムを導入しているため、ひとつの事象に関して重複入力が発生し、かつ、入力ミスが多い
- システム構築・運用に多額のコストがかかることを懸念している
上記のようなお悩みを「MA-EYES」が解決します。
「MA-EYES」での解決策
赤字プロジェクトの防止
MA-EYESは、プロジェクトごとに売上や原価の情報を一元的に管理できるため、適宜プロジェクトの収支を確認することができます。また、当初立てた予算値と現在の実績値を比較することも可能なので、赤字プロジェクトを未然に防止することができます。
経営判断に必要な情報をスピーディーに把握
経営判断に必要な情報は、逐次MA-EYESに集約されるため、各部門から情報を集める必要はなく、適切なタイミングで適切な情報を瞬時に出力することができます。
月次処理の早期化、ミスの防止
「MA-EYES」上ですでに入力されている情報をもとに経理部門はインボイス請求書発行業務を行うことができます。特にIT・SI企業に特化した「精算条件設定」、「実績稼働工数」の登録が可能なため、請求金額計算および請求書作成が自動化され、ミスの防止にも貢献します。
経理部門の業務負荷軽減
「MA-EYES」では、その他売り上げや経費、外注費の会計伝票もそれぞれの業務処理時に自動計上されるため、経理部門が改めて伝票入力を行う必要はありません。また、クラウド型入金消込・債権管理システム「V-ONEクラウド」との連携により「MA-EYES」で計上された請求情報を「V-ONEクラウド」に取り込み、「V-ONEクラウド」上で入金消込や債権の残高管理などを行うことができるようになり経理担当者の業務を効率化することができます。
内部統制強化
「MA-EYES」の導入により、「申請承認フローの標準化」、「承認履歴の保持」、「データの変更ログの保持」、「詳細な権限設定による実行できる操作の制御」を実現することができます。これにより手続きが明確にされ、履歴・ログ記録で不正への抑止効果や、権限設定によりそもそも不正ができない環境を整備し、内部統制の強化に貢献します。
業務効率化
「MA-EYES」にシステムを統合することで、重複入力は必要なく、1度の入力のみで部門間同士で情報を共有することができます。また入力時に様々なチェックをシステム上で行うことができるため、入力ミスを防ぎ、チェック作業を大幅に短縮することができます。
業務システムにかかるコスト削減
「MA-EYES」は、「SaaS」「SaaS+」「一括」3種類の導入形式からお客様の予算、規模、運用ニーズに合わせて最適なものを選択することができます。また、最初は限られた業務範囲の中で導入し、経営状況の変化に合わせてシステムを拡張する段階導入が可能なため、導入費用に見合う効果が期待できます。
【選べる導入形式】
「MA-EYES」の導入事例
導入メリットをお話ししてきたところで実際に導入しているお客様の導入効果はどうだったのか、IT関連業における「MA-EYES」の導入事例を2つご紹介します。
導入事例 ：A社
会社概要
- 業種：システム開発
- 社員数：200～300名
- 売上高：約30億
課題
- 自社開発システムが老朽化している
- 現状の業務内容とシステムで管理できる内容と間に乖離が生じている
- 業務管理システムが分散しているため、多重入力が発生している
- システムが分散していることでプロジェクト毎の収支管理や進行基準売上の計算に時間が掛かるだけでなく、経営分析資料を作成するにも多くの負荷が生じている
- 制度改正へ対応するために複数のベンダーと調整が必要であり、自社開発システムもメンテナンスしなければならないため、システム管理者に負荷が生じている
導入効果
- 多重入力が排除され効率的に業務を管理できるようになった
- 工数や経費などの実績をプロジェクトに紐づけて管理することができるため、プロジェクト毎の原価計算や進行基準売上の計算、経営分析資料の作成工数を大きく削減することができた
- プロジェクトの原価情報が登録されると即プロジェクトの収支に反映されるため、赤字予備軍プロジェクトの早期発見や、それに対する対策が行えるようになった
- サーバライセンスであるため、これまで発生していたシステム毎の利用料を削減することができた
- 文書管理ツールと連携することで電子帳簿保存法への対応が可能になった
【導入後のシステム概要図】
導入事例：B社
会社概要
- 業種：システム開発
- 社員数：400～500名
- 売上高：約70億
課題
- 利用していたERPが機能不足、操作性といった部分で使い勝手が悪い
- 内部統制に対応するための改善が必要
導入効果
- 承認プロセスをシステム化し、内容に応じて適切な承認権限階層を設定できるようになった
- 業務に関する情報がMA-EYES上に集約されプロジェクトの最新情報を経営層が把握できるようになった
- 会計システムとシームレスに連携しデータの二重入力の手間が改善された
【導入後のシステム概要図】
今回は、IT関連業の業務を一元管理可能なクラウドERP「MA-EYES」について、紹介しました。「MA-EYES」は電子帳簿保存法やインボイス対応にも対応していますので、制度改正にむけたシステムのご提案も可能です。業務システムの導入や利用中システムのリプレイスを検討されている方で「MA-EYES」についてご興味いただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
